栃木県の銘酒“仙禽”さんとのお取引が始まったことをご報告させていただきます。
9月上旬、初めて仙禽さんに伺って参りました。
仙禽の創業は江戸時代の後期(西暦1806年)と歴史のある蔵元さんです。
見渡す限りとても衛生的な空間で、改修された蔵は整理整頓が行き届いた美しい佇まいでした。
タンクがある場所、酒母室、麹室…どの部屋も大変良い香りで、不思議と脳が癒される感覚でした。


元々は量産していた時代もあったとのことですが、世代交代されてから、ドメーヌ蔵を目指すべく、1からさくら市の契約農家さんを増やし続け、今では約30の米農家さんとお付き合いがあるそうです。
では、仙禽さんの味わいとは?
仙禽さんが使われるお米は「亀の尾」「雄町」「山田錦」の3種類です。
度数は12〜13度が主体で、少し軽め。甘みと酸味のバランス・ミネラルを感じながらシャープにキレる味わいに仕上がってます。
そして蔵を見せていただいた中で、特徴的だったのが「大谷石」の活用です。
駅を降りて町を歩いていると、さまざまな用途でこの石が使われていました。
栃木県宇都宮市北西部の「大谷町」で採掘される、凝灰岩の一種なのだそうです。
保温保湿に優れており、夜間にドアを開けて冷たい空気を入れておけば、自然な温度管理ができ、蔵内に冷房や除湿機などの設備が無くても、冷んやりとした涼しい状態で仕込む事ができるそうです。この石の特性を生かした自然な造りも、仙禽さんの素敵な味わいの一つになっているようです。
仙禽さんは江戸返りをテーマにクラシカルな造りをされており、その酒質はナチュラルで近代的。
各蔵元さんによって様々な考え方がありますが、とても理にかなった魅力溢れる蔵だと感じました。



続々と限定品も入荷予定です。ぜひ仙禽の美味しさに酔いしれていただけたらと思います。


